三連休は約10年ぶりに京都を訪れていた。中でも投宿した「旅館 花屋」がとても素敵で、非常に良い印象の残る滞在となった。
さり気なく行き届いたおもてなしに感動した。
私が外出する度に、茶器(急須・湯呑み)が、毎回全て異なる美しい器へと交換されていた。様々なサービスが行き届いており全般的に好印象だったが、中でも、このさり気なさが心に響いた。
京都という懐の深い街で、仕事の中で日々追求している効率性は、文化的には余裕の無い貧しい思想であり、こういった「無駄」こそが豊かさなのだということを、その価値を改めて実感した。
伝統的な町家を改装した古風な外観 |
非常に上品なエントランス |
中庭と板床による風情ある館内 |
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