2010年10月27日水曜日

偽名でプロバスケットボール選手を目指すことになるか

英語をブラッシュアップする必要性を感じ、
大手町の某大手英会話スクールに説明を受けに行ってきた。

受講前カウンセリングにてカウンセラーの方に学習の目的を訊かれ、
「短期的には日々の業務のため、長期的にはアメリカへのMBA留学のため」と答えた。
するとそのカウンセラーは頷きながら、
「なるほど、"N"BA留学ですね。場所柄そういった目的を持った受講生の方も多いんですよ。」と答え、カウンセリングシートにしっかり「"N"BA留学志望」と書いていた。
確かにコンサルからプロバスケットボール選手への転身というのは新しく、とても格好良く、この上なく魅力的に感じるが、英語以前に色々なボトルネックがある気がするのだが・・・
そんなキャリア選択をする猛者が集まるこの英会話スクール、私なんかではついていけそうもないと思い、その日は受講相談のみに留め後にした。

その後カウンセラーより受講の検討状況を尋ねるメールが届いたので開いてみると、
「**様~」、いきなり苗字が間違っている・・・
しかしこれは、「大胆なキャリアチェンジはリスクを伴うので、取り敢えずは会社に籍を残しながら偽名でトライアウトを受けるのがいい」との心遣いだと受け取った。

怒りや呆れる感覚はとうに通り過ぎ、
次はどのポイントでどうやらかしてくれるか、ちょっと楽しみになってきた。

2010年10月18日月曜日

それを得ようとする以上に

何かを手に入れることと同じかそれ以上に、何かを捨てることは重要なのではないかと思う。
捨てるというか、見切るセンスか。
何を得ているかよりも、何を捨てているかにその人の本質が現れるのではないだろうか。
基本的に(程度の差こそあれ)あらゆる選択はトレードオフであるという前提と、
黙っていてもモノや情報が押し寄せてくる時代だからこそ、余計に。