非常に無駄の無い本。柔らかな語り口ながらも、「異業種から(へ)の参入」について考察するために必要な視点やツールが一揃い納められている。深みを捨てて網羅感と分かりやすさを取った構成の妙もあり、とても効率よく内容を頭に入れることができる。
要は、これまでのように会社の主観的な都合で事業領域を決めるのではなく、顧客のアクティビティや視点を起点に、よりマクロな視点で業界全体を捉え(事業連鎖)自社の位置付けを再定義し、事業環境の変化に対応していくべき、ということ。
あくまでツール(視点)集として位置づけるべき本なので、過去だけではなく、今起こっている異業種競争のケースに対して本書をリファレンスとして思考してみると、より言わんとしていることへの理解が深まると思われる。
要は、これまでのように会社の主観的な都合で事業領域を決めるのではなく、顧客のアクティビティや視点を起点に、よりマクロな視点で業界全体を捉え(事業連鎖)自社の位置付けを再定義し、事業環境の変化に対応していくべき、ということ。
あくまでツール(視点)集として位置づけるべき本なので、過去だけではなく、今起こっている異業種競争のケースに対して本書をリファレンスとして思考してみると、より言わんとしていることへの理解が深まると思われる。
異業種競争戦略 内田 和成 日本経済新聞出版社 2009-11-10 売り上げランキング : 87577 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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