業務をその質的特徴から大、中、小、細分類にブレイクダウンし(あるいはヒアリングベースでボトムアップし)、単価×時間×回数という観点で量的特徴を把握する。その上で顧客に対して付加価値を産まなく必要性も無い業務を炙り出し削減。主に人件費ベースで明らかとなった定量的効果を説明材料として、「改善」を進めていく。
業務周りから離れて久しいので最新のトレンドを把握している訳ではないが、システム導入の投資効果を社内外のステークホルダーに説明するために用いられる場面が多い印象がある。
相対的な人手不足によるホワイトカラーの多能工化と難度の高い非定型業務の増大が進む中、どれほど有用性を訴えられるか、またどのようにしてプロジェクト終了後も自律した改善活動として定着させることができるか、ぱっと浮かぶ課題はそんなところか。
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