2010年5月10日月曜日

三本の矢を放て

本日得た現在共に働いている凄腕の先輩からのアドバイス。
「目的達成のためには、最低でも三本の矢を放たなきゃダメだよ」

お客さんに施策を提案する時に松、竹、梅といった
インパクト/コストの異なる3案を提示することがあります。
施策の網羅感を示し不測のリアクションを避けるためです。
そのように複数のアプローチを並行的に用意して目的達成を目指すことは
自身の日々のタスクのこなし方でも言えるのですね。

オプションを静かに切り札として持っておく場合もありますが、
切り札の最も幸福な使い道は使わないで済むことです。
(名言「切り札は先に見せるな。見せるなら更に奥の手を持て。」を引くまでもなく。)

弓道をしている身としては一射必中を狙いたくなりますが、
一矢射て射抜けるのは弓道場のような静的な環境だからです。
ビジネスという動的な環境ならば、
常に三本放つくらいの慎重さで然るべきでしょう。

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