2010年5月5日水曜日

STRANGE JOURNEY

いろいろと画策したGWですが、
結果仕事以外で最も注力したのはNintendo DSプラットフォームのRPGゲーム、
「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」でした。

所詮ゲームと侮ることなかれ。
体験しないことは人生の少なくない損失の一つと言えるでしょう。
まだ序盤ですが、本当に面白い・・・

本作は女神転生シリーズというシリーズものの作品の最新作です。
大筋は例によって以下のようなものなのですが、
・世界が崩壊の危機に瀕している。
・選ばれた(結果として、の場合もあり)人間が危機を脱するために戦う。
・共に戦う仲間は、敵である悪魔を交渉し仲間にした仲魔である。
今回は人間世界の危機を生み出した原因が
「人間の行き過ぎた繁栄」となっているのが興味深いですね。

戦闘システムやゲームシステムも出色の出来なのですが、
私が本シリーズに強く惹かれるのはその世界観のためです。

シリーズで前回私がプレイした作品は「真・女神転生III」でした。
IIIでは崩壊した東京の中で新たなイデオロギーを確立するという世界観であり、
その本質的に自由なストーリーが非常に興味を引きました。

プレーヤーは世界の方向を自分で選らび、
力を添えていくことになります。
あなたは悪魔に与し混沌を求めてもいいし、
悪魔を掃討し正義の世界を屹立してもいいし、
どちらでもない独自の中立の道を歩んでもいい。
いずれにせよ取るべきスタンスでストーリーの結末は変化します。
勧善懲悪で敷かれたレールをただ映画的鑑賞的に進むのではなく、
手探りで世界を探索し新たな世界を確立していくところが本当に楽しい。

たまにはここ以外の世界を旅し、世界の崩壊が迫った時に、
自分は何を求め何を選び何のために動くのか擬似体験してみる。
そのように仮想的なインターフェースで異なる世界を主体的に感じ、
より巨視的な視野で私が今居る世界を見つめなおす契機とすることが、
今も昔も地に足が着かない私にとって一番の休暇なのです。

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