2010年3月10日水曜日

おいしそうな餅を描くには

先週からとある新興国を対象とした新規事業戦略案件の提案チームに入り、
新規ビジネスのモデルやアプローチ、ロードマップを考えながら提案書を作っています。
なかなか厳しい経験をしました。一週間で半年分ほど働いた気分。

これまでの仕事と違うのは、以下の3点。
・完全に新しいスキームの案件であり既存のメソドロジーや事例といった「落としどころ」がない
・視点がこれまでのオペレーションというミクロの世界から、国レベルの戦略という非常にマクロな視点へ上昇
・社内外、ステークホルダーが非常に多い

よく「絵に描いた餅」と言われるコンサル業ですが、
いざみんなでやいのやいの言いながら絵を描いてみると、
おいしそうな餅を描くこともなかなか大変なことですね。
誰も知らないVisionを描くには切れるインサイトを持っているだけでなく、あらかじめ広く深い知的インプットを持っていないとならない。今回いざ自分でやってみて勉強の足りなさを痛感しました。

たゆんたゆんしたおいしそうな餅を描きましょう。
手を伸ばしてくれるのなら、ちゃんと手元に届けます。

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