先週末で完了したプロジェクトにおける、
初のチームリーダ経験から学んだことについて。
一ヶ月間の集中タスクでしたが上司から与えられた指示はただ一つ、
「最終日に規定の成果物が揃っている状態であればいい」というものでした。
よって、私個人の権限と責任の下やりたい放題に仕事を設計することができ、
短い期間ながら非常に多くのことを学ぶことができました。
リーダーシップに関して学んだのは大まかに言って以下の3点。
プランニング、雰囲気設計、メンバーのActivate.
1.プランニング
仕事の進め方の定義と進捗の管理についてです。
詳しくは以下4つの構成要素より成ります。
1-1.作業工程及び所要工数管理
最終的に完成させるべき成果物および期日と
作成物の難易度とメンバーのケイパビリティを考慮し、
何を、いつまでに、どうやって、誰が(誰と)、やるのか定義します。
工程管理表を作成しメンバー、上司と共有、握ります。
1-2.進捗管理
作業開始日及び完了日を工程管理表に記入し仕事の進捗及び予実を把握します。
1-3.リスク管理
進捗管理で把握した予実に乖離があれば要因を探り潜在的なリスクを洗い出し
必要があれば打ち手を定義し潰します。
またプロジェクトの関連他チームのタスクによる影響(前工程の進捗による影響など)を把握し
リスクが無いか確認します。
1-4.シナリオ管理
この点については十分に出来なかったため反省が残るのですが、
進捗に関して1.楽観的シナリオ、2.予測通りシナリオ、3.悲観的シナリオ、といったように
予め起こり得る展開を予測して対応策を講じておくべきでした。
複数のシナリオを予め持っては居なかったので、
やや場当たり的な対応となってしまったこともありました。
2.雰囲気設計
ただ一言、一緒に楽しく働くにはどうするべきか、に尽きます。
2-1.仕事内容を楽しむ
フリンジワークでもそれがプロジェクトの中でどういった位置づけであり重要性を持つのか定義し、
ただ手を動かすだけになりモチベーションが落ちることを避 ける。
定期的に「プロジェクトの意義」といったよりハイレベルの説明を行い意義付けと動機づけを行い
楽しく取り組めるようにする。
その仕事はレンガを置く仕事ではなく、大聖堂を作っているのだと。
2-2.仕事のやり方を楽しむ
どうやるのか、といったHowの世界でいくらでも工夫の余地があることを明示し
作業の楽しさと探究心の向上、及び効率化を図る。
既存資料で活用できるものはないか、自動化できるツールは無いか、
活用できる人材は居ないか、などやり方についても常に議論し
楽して楽しくやれる方法を探す。
2-3.楽しさを生める土壌を作る
上下関係は絶対に作らず、あくまで協働関係としメンバーと互いに意見を出して
チームのパフォーマンスを上げられるような関係性を構築する。
威張るのではなく、いじりいじられる関係性を構築する。
3.メンバーのActivate.
メンバーを刺激しプロジェクトワークでの成長体験を感じてもらいます。
3-1.診断
最初の一週間でメンバーの強みと弱みを把握し、
強みを伸ばし弱みを補うように仕事を進めるよう設計します。
3-2.実行
強みは褒め、「じゃあこれもやってみてよ」という形で静かにストレッチします。
弱みはやわらかく指摘し改善の必要性を述べ、
私自身が身を持って行うことで改善のイメージを持ってもらいます。
口だけにならないように私自身が手本を見せるようにすることが重要です。
3-3.レビュー
今日は何を学んだか、明日は何が起こりそうか、仕事に求めることは何か、
プロジェクトメンバーを見渡してイケてるところとイケてないところはどこか、
自分ならどうするか、といったことを帰路に面白おかしく話す。
今回の仕事で学んだことは以上です。
期日通りに仕事を完遂できたこともそうですが、
何よりもメンバーから
「楽しかった。また何か一緒にやりたい」
と言ってもらえたことが嬉しかったです。
2010年2月22日月曜日
2010年1月12日火曜日
赤い靴
10日に映画監督でもある奥秀太郎氏がディレクターを、
元宝塚月組スター娘役の映美 くららさんが主演を務める舞台、
「赤い靴」を鑑賞しました。
会場は池袋の東京芸術劇場小ホール。
氏の前作舞台、藤谷文子さん主演の「黒猫」は舞台としてではなく
舞台を撮影した映画・劇シネとして視ました。
虚構(妄想)と現実が入り混じりめまぐるしく両者を行き来する独特の内容は、
精度の高い舞台映像も相まり、毒気と幻想的な印象を残しました。
今作は二つの「赤い靴」が原作としてインプットされ編まれています。
一つは、野口雨情作詞の童謡。
両親に置き去りにされ、宣教師の下で育てられる少女の話。
もう一つはアンデルセンの童謡。
赤い靴を履いたために死ぬまで踊り続ける呪いを掛けられた少女の話。
ストーリー構成や技巧を凝らした舞台演出よりも、
とにかく、映美くららさんの「踊り」が素晴らしかった。
それは動作が意識的で体系化された「ダンス」ではなく、
踊らなければいられない故に身体が動いてしまう「踊り」でした。
ラストの裁判所で踊るシーン。
可憐な容姿、病的な熱意、しなやかな四肢の動き、
全てに引き込まれ強く心に残っています。
赤い靴を履いて両親に取り残された孤独な少女。
その孤独な心の拠り所としての思いを込めた踊り。
踊りを見て感じる感動の発生源は高い技巧だけではなく、
踊りの意味性と主体の熱意だということを認識した舞台でした。
http://www.okushutaro.com/stage/redshoes/index.html
元宝塚月組スター娘役の映美 くららさんが主演を務める舞台、
「赤い靴」を鑑賞しました。
会場は池袋の東京芸術劇場小ホール。
氏の前作舞台、藤谷文子さん主演の「黒猫」は舞台としてではなく
舞台を撮影した映画・劇シネとして視ました。
虚構(妄想)と現実が入り混じりめまぐるしく両者を行き来する独特の内容は、
精度の高い舞台映像も相まり、毒気と幻想的な印象を残しました。
今作は二つの「赤い靴」が原作としてインプットされ編まれています。
一つは、野口雨情作詞の童謡。
両親に置き去りにされ、宣教師の下で育てられる少女の話。
もう一つはアンデルセンの童謡。
赤い靴を履いたために死ぬまで踊り続ける呪いを掛けられた少女の話。
ストーリー構成や技巧を凝らした舞台演出よりも、
とにかく、映美くららさんの「踊り」が素晴らしかった。
それは動作が意識的で体系化された「ダンス」ではなく、
踊らなければいられない故に身体が動いてしまう「踊り」でした。
ラストの裁判所で踊るシーン。
可憐な容姿、病的な熱意、しなやかな四肢の動き、
全てに引き込まれ強く心に残っています。
赤い靴を履いて両親に取り残された孤独な少女。
その孤独な心の拠り所としての思いを込めた踊り。
踊りを見て感じる感動の発生源は高い技巧だけではなく、
踊りの意味性と主体の熱意だということを認識した舞台でした。
http://www.okushutaro.com/stage/redshoes/index.html
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