大半が登場人物/非人物の独白で構成されており、視点が目まぐるしく入れ替わる。勘の良いミステリーファンならこの時点でトリックに見当が付くのだろうが、森博嗣ファンながらミステリーファンにはなりきれていない残念な私は最後まで気付かなかった(まあ、その分楽しめたとも言えるか)。コジマケン氏のイラストがポップで知的でとにかく素敵で、氏の絵と合わせて一つの作品になっている。しかし、ネットワーカである私を殺したのがつまるところ孤独であるとは、なんという皮肉だろう。
奥様はネットワーカ―Wife at Network (ダ・ヴィンチブックス) 森 博嗣 メディアファクトリーダヴィンチ編集部 2007-04 売り上げランキング : 413076 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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